長老ニュース

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2010年2月号【No.39】

CO2マイナス25%を実現するには

明けましておめでとうございます。今年もちょうろうニュースをご愛顧ください。
政権交代が実現し、いきなり飛び出したのが鳩山首相の「CO2・25%削減宣言」でした。京都議定書で日本が国際的に約束したマイナス6%削減は、マイナスどころか7%アップに増えているのですから、合計13%削減が求められます。既に物理的に無理な事が明白であり、CO2排出権に余裕のある国からその排出権を購入する事になります。更に25%削減となると京都議定書で増えた分の7%を足した量の削減目標を立てなければなりません。
ともかく従来のライフスタイルや意識の延長では、25%削減など到底出来るはずなどありません。国民一人一人が、我慢する事のない生活で、自然にエコに貢献するような仕組みづくりが必要です。例えば、既に発売されている冷暖房のエアコンのAPF(通年エネルギー消費効率)を3.0から6.0にすると電気量が半分になります。
更に家の熱損失係数(Q値)を、4.0から2.0にすると冷暖房費が更に半分になります。また、自動車の燃費をリッター10kmから20kmのものにすると燃料が半分になります。おそらく、このエアコンのAPF、家のQ値、車の燃費を実現出来れば、それだけで数値の上では、7%をプラスした25%削減が余裕を持って実現する事になります。このCO2削減の方法は、仕組みさえ作れば、誰にも我慢をさせる事無く、実現出来る数値なのです。

 

知恵と工夫でCO2対策が出来そう

数値や理屈の上では、現在の技術レベルで充分に成り立つ温暖化防止策です。しかし、エアコンを取り替える費用は誰が負担するのか、高性能住宅にする費用は誰が負担するのか、燃費の良い自動車を購入する費用は誰が負担するのか、などと目の前にあるCO2削減技術を導入するための費用負担の問題がついて回る事になるのでしょう。

 費用負担の課題はあるのですが、私達はまずCO2削減を行う事に、実現可能な技術を蓄えている事に気付く事が前提のように思われます。その上で出来るところから、一歩一歩と積み上げる事が必要なのでしょう。
家においては窓ガラスを一枚ガラスから複層エコガラスに取り替える事で冷暖房費が大幅に節約出来て、当然CO2排出量も少なくなります。
高性能エコのエアコン、高性能のエコ住宅、高性能のエコ自動車などの初期投資に必要な購入費用を行政が一時立替し、そこで発生した節約分で国庫に返済する方法をとれば、国庫財政や個人的に負担を掛ける事無く、CO2削減が実現出来そうです。

 

地産地消で大幅なCO2削減を

私達が何気に使用している生活物資の多くが輸入品で賄われています。遠い外国で生産され、陸送と船舶輸送、更には国内陸送で私達の手元に届きます。
この輸送で使用する燃料で、多くのCO2を排出しています。出来れば地元で生産し、地元で加工し、地元で消費すると大幅なCO2削減が可能です。
家づくりにおいては、使用する木材や建材などのように重く嵩張るため、大量の運搬コストが掛かります。
私達、地元に密着した工務店が、地元の部材を地元で使用する事で、CO2削減だけでなく、地元経済の活性化にも大いに貢献する事になるでしょう。
ハウスメーカーは、中央から資材が運ばれて来て中央へ資金が流れますが、地域密着型の工務店の家づくりこそが、地産地消が可能であり、自然環境保護のエコだけでなく、地域の人々を豊かにする基幹産業になる事でしょう。
新政権の出した25%削減宣言を、絵空事だと揶揄するのではなく、前向きに捉えると、様々な可能性を生み出すことが出来るでしょう。

「筆者 福地脩悦」

 

もりじいの知恵袋【お餅を長持ちさせるには】

 お正月にはお餅を食べるが、なかなかお餅がなくならない時がないかの?
そのままにしておくとカビがはえてしまうのも困りもんじゃ。
水を張った容器にお餅をいれて、ふたをして冷蔵庫にしまっておくと、長持ちはするんじゃが、水を何度もこまめに替えなくてはいけなくてのう。
手間がかかるところが、ちょっと厄介じゃ。
そこでこんな方法がオススメじゃ。
お餅を濡れぶきんに包んで冷蔵庫にいれておくだけでもいいんじゃよ。
その時は、カビの原因になる粉をよく払っておいて、できれば焼酎や清酒を霧吹きで吹きかけておけば、なおヨシじゃ!

 

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