長老ニュース

月別アーカイブ: 2011年2月

2011年2月号【No.51】

深夜電だけのオール電化住宅の限界!

【今や全国でオール電化住宅が】
昭和60年にファース本部は、ガスを燃やして換気量を増大させ乾燥した冷たい外気を出来るだけ抑制する事を目的に、全電化住宅を構築しました。
皆さんが寝静まった深夜時間帯に、発電設備が余剰して発電効率が悪くなる事を防ぐため深夜電力の供給増大を目指す電力会社の方針と合致します。
当初、電気は高価で贅沢なエネルギーだと懸念され、中々普及しませんでした。しかし、安全性と火力の強い「IHクッキングヒーター」の登場で市場が一気に盛り上がり、今や北海道から沖縄の全国に普及しつつあります。
【いつかは必ず分岐点が】
オール電化住宅は、深夜電力の供給拡大を目論む電力会社のリードで、住宅産業がそれに追随してきた様相です。しかし、深夜電力は、深夜の時間帯で大量の電気を配電するため配電の設備コストが高くなります。深夜電力は、安価な電力料金で設定しており、深夜需要が一定以上になれば電力会社のメリットがデメリットに変ってしまいます。この分岐点はいずれ必ずやってきます。
特に深夜電力を活用して暖房用の熱を貯める蓄熱暖房機や貯湯式暖房システムまた貯湯式温水器は、累積していくと深夜料金制度が破綻してしまいます。
これからは、少しずつでも蓄熱タイプからの脱皮が必要となるでしょう。
【ヒートポンプ電化住宅】
電気ヒーターは、一気に数百度もの熱を取り出せますが、1kwの電気消費で1kwの熱しか取り出せません。ヒートポンプは1kwの電気消費で数倍以上も熱を汲み取る機械ですが、エアコンはそのヒートポンプの代表格です。
暖房にはエアコンの温風の他に、空気から取り出した熱でお湯を沸かし、そのお湯を循環させたパネルヒーターや床暖房で使用する方法があります。
給湯には、エコキュートといわれるCO2冷媒を用いた機器が今や標準装備になりつつあります。いずれも少ない電力消費で給湯や暖房が出来る機器です。
エコキュートは、厳寒地での使用が無理だとされていましたが、機器改良の結果、今や厳寒地でも充分に給湯が可能となっております。
しかし、ヒートポンプ暖房に関しては、家の性能が大きく関わってきます。性能のない家に無造作な取り付けは、費用対効果が悪い事があります。

ヒートポンプ暖房と家の性能

【蓄熱暖房機とヒートポンプの違い】
蓄熱暖房機は、内部の耐火レンガに深夜電力で蓄熱した熱を放熱板から、輻射熱でほんわりと穏やかに、しかも直接的に温めて極めてクオリティーの高い暖房空間を構築します。ヒートポンプは外部の空気が持っている熱を汲み上げる機械でイニシャルコストもかなり割高になります。また床暖やパネルヒーターの湯温を上げて室温を上げるには相当の時間を要します。

さらに家の断熱・気密性能が劣っている場合は、室内を温めきれないだけなく、エネルギー消費効率が著しく悪くなり、省エネではなくなります。
エアコン暖房は、温風を身体に吹き付けるため快適な暖房法とはいえません。またエアコン暖房は、家の性能が悪ければ、稼働効率が悪くなります。
ヒートポンプは家の性能と使い方を誤れば、必ずしも良い事ばかりではないという事を意識しなければならないでしょう。

【ファースの家のヒートポンプ電化】
ファースの家は、北海道でQ値(熱損失係数)が1.0~1.2くらい、本州でも1.3から1.5w/㎡kくらいと、次世代省エネ基準の1.6から2.4を、大幅に超えております。加えて通常住宅の10倍もの蓄熱量(熱容量)が担保できる仕組みで家づくりを行っております。

 この家の性能は、ヒートポンプ機能を最高に引き出す工夫がされております。とにかく家の快適性は、五感で感じてこそ理解出来るものです。
実際のファースの家を体感してみて戴きたいと思います。(著・福地脩悦)

もりじいの知恵袋【発熱を素早く下げる】

  熱を下げるには、やっぱり氷枕が一番じゃ。
そして熱を素早く下げるには、脇の下などのリンパ腺を冷やすと効果があると聞いたことがあるぞよ。
しかし、脇の下って冷やしにくいのう。
そこで、こうするとよいぞ。
500mlの小さなペットボトルを使うんじゃ。
冷凍庫でペットボトルを冷やして、それをタオル巻いて、脇に挟むんじゃ。
氷枕と一緒に使うと、一層効果があるんじゃないかのう。

 

カテゴリー: 住まいづくりの参考新聞 パーマリンク