長老ニュース

月別アーカイブ: 2011年3月

2011年3月号【No.52】

少しの工夫で暖かく過ごそう

「ファースの家」にお住まいの方は、昨年の記録的な猛暑や今年の厳寒にも快適に居住空間での生活を楽しんでおります。それは、使用する断熱材の組成や気密方法、そして蓄熱と調湿などの性能が調和しているからです。今年は、低温の日々が続いております。昨年の12月号の記事と一部重複致しますが、改めて、より詳細な寒い家の対応法を記載しました。

【床下換気口をチェック】
 既存工法で建築した家は、床下換気口を取り付ける事が建築基準法で義務付けられています。床下の通気を促進させて床下の土台や柱、床材などに腐朽菌を発生させないための処置です。しかし、通気をさせると云う事は、真冬には冷たい空気を通気させ、床面を冷やします。この厳寒期に入ったら床下換気口をスチレンフォームのような断熱材で塞ぐと、思った以上の効果を発揮します。
但し、これは3月上旬には必ずこの断熱材を取り除く事が100%前提です。そのままにしておくと床下がカビだらけになる場合があります。
【窓を工夫する】
家から逃げる熱の半分近くが、サッシなど窓からだといわれます。遠赤外線カメラで見ると窓の隙間から侵入する冷たい空気は、細長いリボンのように見える事から、ブルーリボン現象などと言われます。これはその冷たい空気の侵入口を防げば良いので、サッシの隙間部分にモルトプレーンと言われる、粘着材の付いたスポンジ状のものが市販されており、価格も安価で素人でも簡単に取り付けが出来て相当の効果があります。

 サッシのガラスを押さえているビートと呼ばれるゴムなどは、経年変化で収縮劣化を起こし、ビートの継ぎ目などに隙間を作る場合があります。この場合、ビートを取り替えるのが一番の方法ですがかなりの費用がかかりますので、シーリングで行えば器用な人なら素人でも行う事が出来ます。ガラスにコーキングが付かないように、テーピングを取り付けて行ってください。とくにビートの継ぎ目には大きな隙間がありますので吟味する必要があります。

【レジスター対策を】
既存住宅の殆どに、自然空気の出入りを促すレジスターが取り付けられております。この一部屋に必ず複数のレジスターが取り付けられているのですが、解放状態になっていないかどうかを先ずは確認すべきです。
殆どのレジスターは、レバー調整で開け閉めが出来るようになっています。このレジスターから逃げる熱もかなりの量になります。多くがレジスター枠四隅に4本のネジで固定されているはずです。これを外してスポンジのような断熱材を入れてから閉じてください。但し、意識的に新鮮空気の入れ替えが必要となります。
【厚いカーテンの断熱効能】
窓のある外周壁の全面に厚手のカーテンを、天井から床まで届く長さのものを取り付けます。窓部分を中央にして振り分けるようにして、窓部分は二枚が重なるように横にも長いカーテンとします。
窓から逃げる熱を抑える効果と外周壁の全体の断熱材になりますが、北側の窓付きの壁には抜群の効果があります。この天井からの厚手カーテン取り付け法は、窓付き壁だけでなく、暖房していない部屋との間仕切壁にもかなり効果があります。
ポイントはカーテンを天井面まで目いっぱいに上げる事と、床との隙間を出来るだけ少なくする事です。
また壁とカーテンの間隔も大切ですが、広いと窓、壁とカーテンの間で対流が発生します。これを15ミリから20ミリ未満にしますと、壁とカーテンの間の空気が静止して断熱効果が倍増します。
しかし窓ガラスの結露が助長しますので、結露を根気よく拭き取って上げる事が必要です。 (著・福地脩悦)

もりじいの知恵袋【漂白剤の臭いを消すには】

 漂白剤、便利なんじゃが、臭いがきつくてちょっと嫌じゃのう。
手なんぞについてしまうと、なかなか取れんしのう。
そんな時はの、レモンを使うといいんじゃよ。
レモンの切れ端で、拭くんじゃ。
ああ、手でもいいし、流しでもいいぞよ。
漂白剤がついた所を拭くんじゃ。
少したつと、すっかり臭いが消えてるんじゃよ。
もし、レモンがなかったら、お酢でもよいぞ。

 

 

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