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2011年7月号【No.56】

自然エネルギー太陽光発電の知識を

太陽光発電システムとは、太陽電池(モジュール)やパワーコンディショナなどの機器を組み合わせて利用し、太陽のもつ光エネルギーを直接電気に変換する発電方式のことです。地球上に到達する太陽光のエネルギー量は1㎡当たり約1kwとされます。仮に地球全体に降り注ぐ太陽の光エネルギーの全てを電力に変換することができれば1時間の日射量で、全人類が消費する1年間のエネルギーを賄える膨大なエネルギーで、しかも枯渇する事がありません。
事実上そのエネルギー量は無尽蔵であり、石油や石炭などの化石燃料と異なり、地球環境を汚染することもありません。

エネルギー源の確保が簡単で地球にやさしい太陽光発電ですが日本は、世界でもトップクラスの太陽光発電技術を有する国でもあります。
しかしながら、雨天、曇天、夜間などは発電できず、安定的な電力量を確保する事が難しく、電力会社の配電設備での制御が必須となります。

 

太陽光発電のメリット・デメリット

【メリット1】 クリーンで無尽蔵
太陽光発電の最大のメリットは、エネルギー源が無尽蔵で、クリーンである点です。石油を燃焼させて電気を起こす火力発電のように、発電時に大気汚染物質を発生させることがありません。
【メリット2】 非常時に有利
災害時などの停電時にも使用することが可能で、直流電気を家庭で使用できる交流電気へと変換するパワーコンディショナの種類にもよりますが、非常用電力として15Aまでの家電製品を使用することが可能です。
【メリット3】 メンテナンスフリー
太陽光発電は構造的にシンプルで設置後の大規模なメンテナンスを必要としません。システムの寿命も比較的長く、現在、太陽光発電に用いられる太陽電池の耐用年数は、諸条件にもよりますが20年以上とされています。
【メリット4】 光熱費の削減
発電した電気は、自宅で使い、使い切れなかった電気は売ることができます。今まで支払っていた電気代が、大幅に削減されます。
【メリット5】 補助金制度
現在、太陽光発電システム導入拡大のために、国の補助金制度が設けられています。また、お住まいの地域によっては地方自治体の助成制度の活用も可能です。
【デメリット1】 導入コストが高い
一般的に一戸あたりの設置量の平均がパネルとパワコン・設置量の全てで、約250万円前後で販売されており、まだまだ高額な商品です。
【デメリット2 】発電量が天候に左右される
夜・雨天・曇天時は発電することができず、更に地域や屋根の方角、自宅周辺の環境にも影響を受けてしまいます。

太陽光発電「kw単価60万円」の基準

太陽光発電価格は、「kw単価60万円」が一つの基準となっています。これは、太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)が交付する補助金の対象が税別価格で「kw単価60万円以下」という基準があるためです。
補助金の交付を受けるために多くの販売店がこの基準価格以下になるよう提案することが多いからと言われます。
価格制限は、過去に訪問販売業者が不当に高い価格で太陽光発電を販売された事からです。悪質訪問業者を排除するために価格制限が設けられました。
現在では、特殊工事がない限り、税別価格kw単価60万円以下で購入できることが一般的になっています。

 

太陽光発電の購入を

補助金制度を利用するのであれば上限が決まりますので価格面では安心ですが現場に見合った施工面でみると価格での不安が残ります。
太陽光発電は、太陽の光エネルギーを直流電気に変換する太陽電池(モジュール)を屋根に設置するのです。この太陽電池を固定する架台は屋根材へ穴を空け、固定させるものが一般的な方法です。
変換された直流電気を家庭で使用できる交流電気へ変換するパワーコンディショナまで電気を送るには、接続箱を経由するのですが壁を貫通させなければなりません。後処理の仕方によっては、建物の性能に大きく影響を受ける場合がありますので設置をお考えの際は、建築された工務店様へ相談することをお勧めします。また、価格もメーカーごとに異なっておりますので、価格は勿論、雨漏り事象の対応や性能面での比較も行うべきです。

 

もりじいの知恵袋【浴室のかびをとるには】

お風呂の青かびはなかなか取れなくて嫌じゃのう。
クレンザーや洗剤だけじゃ、どうしても取れんし、強くこするとタイルが傷んでしまう悩みがつきものじゃ。
そんな時は、熱湯を2、3回かけてカビを殺してしまうとよいぞ。
そうすると、三日目ぐらいからカビが消えて、すっかり白くなってしまうんじゃよ。

 

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