長老ニュース

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2012年1月号【No.62】

震災後・新時代の家づくりを思考する

謹賀新年 あけましておめでとうございます


 新年の慶賀を謹んでお喜び申し上げます。皆様も良い年を迎えた事でしょう。
 報道によると今年は多くの方々が自宅で年末年始を過ごされたそうです。しかし、その正月を過ごす家の暖かい環境は、保持されていますでしょうか。
 従来の寒さ対応は、暖房で空気を暖めで行うのが常道でした。
 「寒ければ暖房する」せめて正月くらいは、家中を暖かくして過そうと暖かさを贅沢と思考する場合もありました。しかし暖かさは、贅沢ではなくて家の健康、住む人の健康保持のためには必要不可欠の温熱環境と言えるのです。

ふとんの中は何故、暖かいのか

 どんなに寒い夜であっても普通は、寝床に入ってふとんに包まると、アンカ、湯たんぽを使用することもなく、しだいにその中が暖かくなります。
 ふとんの中がなぜ暖かくなるかと言うと、人体そのものが発熱体となっているからです。人の身体は36度前後の体温となっており、それだけの温度を出し続けているのです。普通、気温36℃なら暑過ぎて過ごせませんが、ふとんの厚さで調整しております。私達は普段、意識する事もなく、室温が高い時はふとんを薄くし、低い時は厚くしてふとんの中を適温に保っています。
 ふとんの中でも人の身体からは、電球に例えると約50ワット程度の熱を放熱しております。これが生存エネルギーと言われる熱ですが私達は、食事をする事でこのエネルギー補給をしております。寝ているだけで消費する50ワットの熱量とは体重にして約40gに相当します。
 それだけのエネルギーを寝ながらにして放散しているのでしょう。

家の内部取得熱とは

 家をふとんの中に例えると、その中で発する多くの熱が存在します。家の中に居る人の人体熱、その人が暮らすために使用する照明、冷蔵庫、テレビ、掃除機などの電化機器は、稼働させるたびにエネルギーを発しています。
 例えば大型のテレビを付けっ放しにすると約100ワットを発します。電気炊飯器を使用している間は、約500ワットもの熱を発しているのです。
 このような電化機器が発する熱の他に圧倒的に多いのが日射取得熱です。
 普通の一枚ガラスからまともに日射熱を取り込むと、㎡あたり500ワット近い膨大な熱量となります。しかし一枚ガラスの場合は、取り込んだ熱を逃がす量も大きくなります。日射時間には限りがあるため、多く熱を取り込み、出来るだけ逃がさない工夫が必要です。つまり、家の中をふとんの中と見立てると、内部熱量、日射取得熱量を勘案し、足りない分を暖房で補う発想が必要です。
 「ファースの家」は開発当初から、この内部熱量と日射熱活用を仕組みの中に取り入れております。また夏場に高くなる太陽高度を見定め、冷房対応の日射熱遮蔽の機能も組み込んでおります。是非、オフシャルサイトでご覧下さい。

ヒートポンプ暖房が進化します

 ファース本部は寒冷地における高機能エアコンによる熱暖房のシステムを6年ほど前から実証実験などの研究をして参りました。
 実際に住んでいる家に取り付けての実証です。壁掛けエアコンは頭上を温風が吹き抜けるイメージが定着しています。
 「ファースの家」では天井裏に設置した壁掛けエアコン(天井裏に色々な細工を施している)で、その温熱(冷熱も)を床、壁、天井の内部を循環させ、その面から輻射熱で放熱させる新型バージョンを推奨しております。40坪程度の「ファースの家」では寒冷地も家全体を、ほぼ1台で基準温度に保つ事が出来ます。
 開口部の大きな居間などに補助エアコンは必須ですが、この補助エアコンも構造体が暖かくなるとドラフト(風の動き)現象を殆ど感じなくなります。
 東日本大震災後、我国のエネルギー事情は大きく様変わりをしました。この時代ニーズに見合った新型「ファースの家」・その他にも新しい技術開発を進捗して参ります。

「ファース本部 代表 福地脩悦」

もりじいの知恵袋【畳の黄ばみに酢が効く】

 ファース本部は寒冷地における高機能エアコンによる熱暖房のシステムを6年ほど前から実証実験などの研究をして参りました。
 実際に住んでいる家に取り付けての実証です。壁掛けエアコンは頭上を温風が吹き抜けるイメージが定着しています。
 「ファースの家」では天井裏に設置した壁掛けエアコン(天井裏に色々な細工を施している)で、その温熱(冷熱も)を床、壁、天井の内部を循環させ、その面から輻射熱で放熱させる新型バージョンを推奨しております。40坪程度の「ファースの家」では寒冷地も家全体を、ほぼ1台で基準温度に保つ事が出来ます。
 開口部の大きな居間などに補助エアコンは必須ですが、この補助エアコンも構造体が暖かくなるとドラフト(風の動き)現象を殆ど感じなくなります。
 東日本大震災後、我国のエネルギー事情は大きく様変わりをしました。この時代ニーズに見合った新型「ファースの家」・その他にも新しい技術開発を進捗して参ります。

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