長老ニュース

月別アーカイブ: 2012年4月

2012年4月号【No.65】

光熱費の高騰で思考すること

 原発問題や化石燃料などの高騰によりエネルギー確保が大きな課題となってきました。今後は特に住宅の断熱や気密性能などが求められる時代になります。 
 北海道での冬期間は、暖房を一日中消さない家がほとんどです。冷え込みが厳しそうな前日には、テレビやラジオで「明日は冷え込みが厳しいので水道配管の凍結には注意しましょう」とテロップが流れます。
 したがって居間だけを暖めるのではなく、トイレや脱衣場なども暖房を24時間入れておく必要があります。当然、このように多くの部屋を暖めるとなるとそれだけの暖房費が掛かります。
 最近は、灯油価格が高騰し10年前の1リットル40円と比べると現在では倍以上の値段になっています。例えば月に200リットル使用すると10年前なら8,000円、現在は約95円ですから19,000円にもなります。

暖かさ=暖房でなく、家の性能を

 快適な室内環境と省エネに関する要素について、目標と水準(北方型住宅の熱環境計画より)が、室内温度20度~22度、室内の上下温度差2~3度以下、住宅の最低室温15~16度以下の低温部分がない事と記載されています。これを目標に家づくりをするのですが、実際住んでみると現実は大きく異なる場合が多いのです。この家の性能をチェックする必要があります。
 実際に住んでみると「寒いけど光熱費が掛かるから我慢をする」「オール電化で建てたらビックリする電気料金の請求がきた」「灯油代が予想以上に高くて月の支払いが厳しい」と言う声に対し、家の性能を調べる必要があります。
 建築業者は、自分のつくる家は大丈夫と自信を持って勧めてきますが、既に住まれている方のお家を見学させてもらい、光熱費と生活スタイルを直にお聞きする事ができればより参考になります。
 同じ時期に建築されたお友達や知り合いのお家に行き、快適な温度かどうか。湿度の乾燥感や湿っぽさはどうか。生活臭やタバコの煙がこもっていないか。 
 このような事項を体感することが必須となるのでしょう。
 その時に換気システムの運転状況も確認してみてください。寒さ対策で運転を止めている方も多いようです。そこで正規に稼動させた時の体感はどうなのかも是非聞いてみて下さい。
 高断熱・高気密・全館暖房・計画換気のバランスがとれた住宅は、光熱費などの省エネ効果・体感的満足度の充実・環境汚染の減少に繋がります。
 是非、売らんが為の話にだけ耳を傾けるのではなく、住んでから得をする住宅選びをして下さい。

(著 ファース 札幌事務所 中村文紀)

ドラフト(温風)の無いエアコン暖房とは

 エアコン暖房と聞いただけで、頭の上を通り過ぎ、足元の冷たい不快な暖房空間を思考してしまいます。暖かい空気は軽いため、天井付近に上がり、冷たい空気は重いため床付近に停滞します。高い場所から温風を吹き下ろすエアコン暖房では当然の成り行きと言えそうです。
 ところが、隙間の無い、断熱材をしっかりと施工した家では、このドラフト現象が生じ難くなります。ドラフトは、家の性能程度によってなるべきしてなっている現象なのです。
 「ファースの家」のように天井裏にエアコン暖房の熱源を置いて、その熱を床下に引き込む手法も存在します。居間に設置した補助エアコンは、室内が設定温度になれば自然にドラフトが収まるようになります。このような家を実際に体感、見聞して家づくりを計画する事が肝要です。

(ファース本部 スタッフ一同)


 じゅうたんにまとわりついた髪の毛や小さなゴミの掃除。
 なかなか面倒じゃのう。掃除機をかけてもきれいに取れんし。
 
 そんな時はのう、ゴム手袋をはめて、じゅうたんをなでてみるのじゃ。
 一つの固まりになって、小さなゴミが集まってきてくれるぞ。
 それを摘んで捨てれば、ほれ簡単。
 ゴム手袋だと、家具の隙間にも突っ込めるし便利よのう。
 しかし、そんな方法だとじゅうたんの毛も一緒に取れてしまって絨毯が痛んでしまうのではないかと心配する者もいるようじゃが、大丈夫。
 じゅうたんには「遊び毛」というのがあってのう、取れるのはその「遊び毛」だけなんじゃ。
 じゅうたんの繊維は痛まないから安心するのじゃ。

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