福地建装ファース本部では、過去30年以上にわたり、オール電化(全電化)の家づくりを行ってまいりました。それは、現場発泡の吹き付け断熱によって、気密性が非常に高くなります。そのため燃焼器具の利用は、ガスの発生や酸欠のリスクが高まり、必然的に燃焼ガスを出さない電化住宅となりました。
換気する事で燃焼ガスへの対処は可能ですが換気は、せっかく温め、冷やした室内の空気を捨てる事になります。更には湿気対策も出来ません。
少子高齢化などの時代背景で、家の性能に関係なくオール電化住宅が増え続けて参りました。ところが東日本大震災によって発生した原発事故を原因に、少しずつ電化の普及が下降線をたどっております。
今年の4月1日からは、一般家庭においても電力の自由化がスタートし、現在250社以上の電気事業者が参入し、契約先によって電気料金が色々あります。結局どこからの電気が得なのかがとても解り難いのが現実です。
発電施設や送電線や電柱を含む配電施設は、元々の各電力会社が安定供給を行うことを法律で義務付けられております。
つまり家に届くまでにかかる経費はなくなるわけではありません。
そこで各電気販売企業では、ポイントサービスなどを駆使してお客様に、お得な雰囲気を提案されているようも感じます。
来年4月から都市ガスも自由化になるとの事が予定されており、オール電化ではない戸建住宅の場合は、さらに混乱してしまう可能性があります。
近未来的な環境対策に関する政策的方向性は、町など都市が連携して電力管理を行う、スマートコミュニティーやスマートグリッドになります。
現在の電気のメーター機器は、上記に備えてスマートメーターの導入が急がれております。またHEMSといった家庭内における電力消費の見える化の対応策が拍車を帯びてきました。これらをネットワーク化することによって、社会全体のエネルギーロスを減らし、何十万kw、何百万kwといった単位で削減できるのではと、言われております。ちなみに大型の原発一基が100万kwですから、スマートコミュニティーやスマートグリッドは必須となります。
電力の自由化に関しては、慌てることなく、冷静に吟味することが肝心です。新規電気販売会社は、ガスや石油との使い合わせを前提にした電力メニューが殆どです。「ファースの家」のお施主様は、迷うことなく従前の電力会社からの電気をそのまま使用する事が最善だと言えます。
(著:ファース推進事業部/藤原智人)
ファース・グループは時代の先を見た家づくり
国では一般住宅を2020年に省エネ基準を義務化にします。更には、2030年まで新築住宅の年間一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロとなる住宅とする政策目標を設定しております。
これらの政策を知らずに建築すると数年後には時代遅れの建築物となってしまう可能性もあります。その他、補助金や減税制度は年々変わり、建築関係者でも変化についていくのがやっとという状況でもあります。
種類・種別・条件が多岐にわたり、建築関係者以外からすると複雑難解を極めます。施主にとっては、時代の先を見た家づくりに取り組んでいる施工工務店さんとの繋がりを大切にし、相互に情報共有して行くことが肝心です。
私達ファース本部は、既に30年前からこのような省エネ住宅の必要性を訴え続け、様々なハード研究を行って参りました。
昭和60年に行ったファース本部が日本初めての「オール電化住宅システム」は、徹底した高気密、高断熱の性能で成立するものでした。
その技術進歩は、深夜電力に頼らないヒートポンプによる輻射熱冷暖房へと省エネでクオリティーの高い家づくりを実践できるようになりました。
リフォームや新築をご計画の方は、ファース・グループの工務店にお尋ねください。
(著:ファース研究開発室/藤木幸太)
切れない包丁ほど、使いづらい物はないが、手入れは面倒じゃのう。
そこで誰にでも簡単に研ぐ方法を教えよう。
用意するのは、台所用クレンザーと大根だけ。
まずは、大根を4~5センチの輪切りにして、断面にクレンザーを振りかける。
次に濡らした包丁をまな板の上にねせるんじゃ。
あとは、大根のクレンザーが付いた面を刃の部分に当てて、往復するようにこするだけ。おっと、反対側も忘れないようにな。
たったこれだけで、サビや汚れが落ちて、ピッカピカ、切れ味ばっちりの包丁に大変身。
クレンザーが大根の中に染み込んで、やさしく包丁を研ぎながら、同時に磨いてくれるというわけじゃよ。